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阿保 吉英

近況報告

返信
先日、自分の同期が慈恵会で新人教育プログラムの一環として北海道ベーシックの伝達講習をやっていたので参加してきました。

主な内容として

『アノーキンの機能系のモデル』
『運動学習のメカニズム』
『運動イメージについて(三人称・一人称イメージの違い、運動に費やす時間とイメージの再生時間は類似するということ)』

特異的病理など、認知で使っている固有な言葉は使っていないものの、
はじめてみる人にとっては入りづらかったのかなと感じました。

質疑応答で早速質問、『ボバースと認知の違い』ついて聞きました。
同期の見解としては『運動学習』の中身がボバースでは弱く、
認知は『姿勢分析』の中身が弱いのではないか?ということを話していました。

私のフォローとして、康介さんも言っていた『概念』的な問題(認識としての運動予測、身体認識・・・など)
以前の運動療法の視点に足りないところを説明しました。
サラッとしすぎて言葉足らずだったという印象だったので、自分自身もっと工夫が必要だなと感じました。

追記:
前の書き込みで言っていた症例についてある程度整理したのでword fileを送付します。
あえて、うちの病院のSTに確認してもらいました。
やった内容は伝わったみたいで、頚部・口唇周囲にやってみようかなと言っておりました。
2012/01/28(土) 17:24 No.82 編集 削除
太田康介

Re:

阿保さん、ご報告ありがとうございます。

青森市でも認知の輪が広がってきていることを嬉しく思います(^^)
伝達講習をされた先生にも、是非お会いしてみたいです。

認知神経リハを伝えるのって本当に難しいですよね。
私も「どうすれば分かりやすく伝えられるのか」と、いつも悩んでいます(汗)

でも、自分たちが「認知神経リハに魅力を感じた理由」こそ、
伝えていく必要があるのではないかなぁと、感じています。

一緒に模索していきましょう。

ちなみに私は…
ボバースは「運動学習の中身が弱い」とは思いません。

そして、認知神経リハでも姿勢分析を行っています。
外部観察あっての内部監察だと思います。

2つの療法の違いをあえていうならば、
訓練に「意識的な要素が多いか少ないか」というところですかねぇ。

次回の勉強会の時にでもディスカッションしましょうね!

PS:阿保さんが添付された文書ファイルですが、
個人情報に関するものですので、会員専用ページに移しておきました。
2012/01/28(土) 20:23 No.1 編集 削除
野里赳士

Re:

お疲れ様です。
ボバースと認知の話題に関しては、自分自身ボバースのことをよく知らないためなんとも言えません。
ただ意識的な要素って言葉は非常にしっくりくるなぁと感じました。

阿保さん症例紹介ありがとうございます。
とても勉強になりました。
今後の参考に聞きたいことがあります。

今回の症例は、力感に赴きをおいて関わったと思われますが
初回時に症例が上肢を動かした時に上肢の力感をどのように感じていたのでしょうか?
肩や上腕、前腕など注意を向けていたところがあると思います。
その注意を向けていたところと筋緊張の変化(初回と最終)・気づきを教えてほしいです。
2012/01/29(日) 07:27 No.2 編集 削除
阿保 吉英

RE:

康介さん、野里さんコメントありがとうございます。

『運動学習』については神経生理学を学んでいる以上は出てくる内容ですね。
私も運動学習の中身が弱いと思いません。

同期は、「訓練した内容が汎化しないことが多い」と言っていたのですが、
これは『学習』『注意』『記憶』の中身を考えていないこと
(ボバースでも『学習』『注意』『記憶』について触れているはず)
汎化しないということは、患者さんがリハビリでやったことが還元できておらず
訓練がやりっぱなしになっていることが考えられます

結果を出している人は、少なくとも『学習』『注意』『記憶』の中身を考えながらやっている思います。

ps:野里さんの質問については、話すにはまだ十分に整理しれていないので、
後日ということでお願い致します。質問の答えになるかはわかりませんが、
改めてプロフィールを作っているので、それを見てもればと思います。

大まかにどんなことをやったかはある程度伝わったと思いますが、
患者さんの言語記述とその中での自分の思考を整理した内容で作っています。
後程、会員専用のBBSに載せておきます。
2012/01/29(日) 14:05 No.3 編集 削除
太田志保

無題

阿保さん、近況報告ありがとうございます。

ここで述べられていた『ボバースと認知の違いについて』、私も微力ながら考えてみました。

そもそも、同じ人間をみているのに、○○療法という名前が付けられて、
それぞれの療法に違いが出てくるのも不思議なものです。

ボバースも認知も名前は違いますが、生理学、運動学や神経科学に基づき生まれた技法だと思います。
ただ、治療の仕方にはそれぞれの色があるように思います。

康介さんが言っていた、意識/非意識の部分に違いがありそうな点は、私も同感です。
ボバースを勉強している先輩に治療をしていただくと、確かに身体が軽く、楽になる感じを受けます。
しかし、知らないうちに、です。
だから、次の日も軽いかと言ったらそうでもない・・・あくまで私の見解です。

その点、認知は自分の体に注意を向け、どう感じたのか、どう変化したのかを考えたり、
意識的な要素が強いように思います。


後は、ボバースでは治療の効果を、対象者の身体の変化や『楽になった』『歩きやすくなった』という記述で評価している部分が多いように感じます。
それはそれでいいと思うのですが、『運動』という視点だけでは見えない部分もあると思います。

例えば、失行によって立てなかったり、足を出す順番が分からない症例、失認によって麻痺の腕を重く感じている症例など、
高次脳機能の影響で運動に支障が出ている症例も少なくないと思います。

脳と身体の結びつきに重点を置いているのは、認知のほうなのかな・・・あくまで私の見解です。


まだまだ、感じるところはありますが、私もボバースをきちんと勉強しているわけでもないので大それたことは言えません。

いっそ、ボバースを勉強している人は認知神経リハをどうみているのかを知りたいですね!!敵対心ではなく向上心です。
これは希望ですが、ボバースをやっている人、認知をやっている人、
その他もろもろ一緒になって勉強会を開催して、お互いに高めあっていければいいですね!!
2012/01/30(月) 14:42 No.4 編集 削除
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